最近、海外の話題で気がかりなのが、アメリカの利上げではないでしょうか。今夜(2015年08月07日)の雇用統計が20万人を超えれば、FRB(連邦準備制度理事会)は、9月にアメリカの金利を利上げするのではないかと言われています。彼らは、今年利上げしないと、来年は、大統領選挙があるので、開始しづらいそうです。前回の講演でもイエレン議長は、年内の利上げを示唆する様な発言をしていました。しかし、米景気は好調や不調の指標が両方でており、いぜんどうなるかわからない状況の様です。
米国が利上げすれば、一時的に世界の金融市場に悪影響を及ぼす可能性があります。既にその兆候と思われるのが、6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均は6営業日続落し、前日終値比120.72ドル安の17,419.75ドルと約半年ぶりの安値で取引を終えました。ただ、最近ダウ平均に採用銘柄になったアップルの受注が伸びていない為に下落している事もある様です。ナスダックも、83・51ポイント安の5056・44で取引を終えました。実際には、8月7日に発表される雇用統計の結果が良ければ、利上げが9月にも実施されるとの思惑から、売り注文が膨らんだそうです。
ダウ平均株価 – Wikipedia
ナスダック総合指数 – Wikipedia
8月1日のマネーの羅針盤で、S&P月別平均パフォーマンス 1950年1月~2014年4月までだと、2月、6月、8月が若干マイナスで、9月が最も悪く大きくマイナスになっているそうです。もし、9月にアメリカの利上げがあった場合、S&Pも、7~8%下げるだろうとも言われています。ただ、過去の実績でいくと、利上げをしてしばらくすると、株価は戻っている様です。
日本は、マネースクウェア・ジャパン 山岸永幸さんがストックボイスで、過去25年間 1990年~2014年まで月別日経平均沸騰率では、9月がー1.5と通常は下落する事が多いと言われていました。ただ、アメリカの利上げした場合には、ドル買いが入り1ドル125円を超えてくるかもしれないし、株価PKOもあるので買われる可能性もあるそうです。
ファンダメンタルを分析するのは、難しいですね~。来週は、お盆なので、株価の上昇は、期待できないかもしれません。