アメリカと日本の企業業績は? 日経プラス10

2016年12月6日の「日経プラス10」で、カブドットコム証券 投資ストラテジストの河合達憲さんが、下記の内容について話されてました。

現状の日経平均株価は、下から2,000円以上、上がっているので、利益確定売りが入ってきて、それにより、上値が抑えられる状況が続いているそうですが、今後は、すっと下落するよりは、日銀のETF買いなどの支えがあるのを感じるそうです。

企業業績に立ち返ると、アメリカも日本も足元で、業績がすごく改善していて、アメリカの2016年7月から9月期の決算では、10月に発表がありましたが、その事前段階では、5四半期連続の減益の予想で、-2.7%の予想でしたが、しかし、実績は、+4.1%と増益に転じていて、10月から12月期は、+6.0%の増益予想で、2017年1月から3月期の予想は、+14.0%増益を見込んでいるそうです。

11月からトランプラリーだと言うことで、アメリカの金利が高くなり、米国株高になり、トランプラリーばかりに目が行っていますが、実は、ファンダメンタルの企業業績が改善していっているので、今の株高を支えている様です。

12月2日時点の日経225ベースの日本の企業業績の今期通期の経常利益増減率は、会社予想は、-3.5%で減益予想すが、アナリストコンセンサス予想では、+1.0%の増益になる予定で、更に、来期の予想集計では、+10.2%の増益予想となっているそうです。

中間決算が、11月15日に終わって、2週間位で集計して、データを入れているので、さほど為替に関しては、織り込んでいない数字だと考えられ、その為、更に企業業績が上振れる可能性があるので、今の日本株の底堅さにつながっていると考えられるそうです。

1株利益から見ると、日経平均株価は、年度末(1月から3月末)までに、19,000円が見えてきたそうです。

    



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