2018年3月5日の7110マーケットTODAYで、内藤証券の高橋俊郎さんが、下記の内容について話されていました。
2018年3月2日時点の日経平均株価のPERは、12.6倍で、アベノミクス以降でPERが一番低かったのは、2016年6月24日の12.6倍と、3月2日の数値と同じでした。そして、本日3月5日も株価が下落したので、アベノミクス以降で最も低いPER(12.50)になった様です。
尚、PBR(純資産倍率)は、2013年1月4日以降では、
2014年5月19日にPBR1.16倍で、ROE8.6倍(POE=PBR÷PER)
2015年9月29日にPBR1.14倍で、ROE8.5倍
2016年2月12日にPBR0.99倍で、ROE7.6倍
でしたので、PBR1.15倍位で止まる事が多い様です。
2018年3月2日は、PBR1.19倍、ROE9.5倍で、以前の下落時はROE8.5倍位でしたので、今のROE(株主資本利益率)は9.5倍と高い(ROEが高いのは良い状態)ので、PBR1倍割れは非常に割安と考えられるそうで、PBR1倍割れたのは、2月12日PBR0.99倍だけで、その時の株価は、14,953円で、BPS(1株当たり純資産)が15,104円でした。
尚、3月2日時点のBPS(日経平均株価÷PBR)が17,800円で、株価が21,182円となっています。
底値には、近い様ですが、外部環境もあまり良くないので、最悪の場合は、2万円割れも考えておいた方が良いとの事でした。