GPIFは、今後ESG投資で儲ける ワールドビジネスサテライト

2017年7月7日の「ワールドビジネスサテライト」で、「GPIFは、今後ESG投資で儲ける」の話題がありました。 

公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、2016年度の運用実績を発表したそうですが、トランプ相場で、国内外の株価が上昇したことから、運用益は約7兆9,363億円と、2年ぶりに黒字になったそうです。

2016年11月にアメリカでトランプ大統領が誕生すると、財政刺激策への期待から、国内外の株価が大幅に上昇して、2017年1月以降は伸び悩んだものの、運用実績を示す2016年度の収益率は、5.8%と、黒字を確保したそうです。

その内訳は、国内債券が、-3,958億円、外国債券が、-5,962億円で、共に赤字なのに対し、株式は、国内株式が、4兆5,546億円で、外国株式が、4兆3,273億円と、共に4兆円以上の黒字を計上して、株式がまさに収益の柱となっている様です。

ただ、株式での運用もリスクを伴います。そこで、長期的な運用収益の向上をめざし、新たに取り入れたのがESG投資です。

ESGは「環境:Environment」「社会:Social」「企業統治:Governance」の英語の頭文字で、企業の環境問題への前向きな取り組みや、
社会問題の貢献度、企業統治への積極性を投資判断の基準とするそうです。

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の高橋則弘理事長の話では、ESG投資を行う狙いは、長期的には儲かるからで、社会的に持続可能性が上がって、環境に配慮して、女性も含めて、みんなが活躍する社会になった方が、リターンは上がると考えているそうです。

すでに国内株式の保有総額の約3%にあたる、約1兆円分をESG投資で運用しているそうで、取り組みが広がるのと並行して、金額が大きくなれば一番幸せな事で、今の1兆円3%では少ないので、早めに、何倍か、例えば、1割位にできるようにしたいと話されていました。

初公開!ESG企業ランキングトップ100 | 投資 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

    



ブログランキングに参加中です。
にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へ にほんブログ村 為替ブログへ にほんブログ村 為替ブログ FXの基礎知識へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)