2017年2月8日の東京マーケットワイドで、兜町カタリストの櫻井英明さんが、下記の内容について話されてました。
相場の指標は、色々ありますが、櫻井英明さんが、東京マーケットワイドで話されていた毎日見ている指標は、下記の通りです。
●シカゴの日経平均225の終値、高値、安値
シカゴの日経平均225の終値、高値、安値の値を見ているそうで、シカゴの日経平均225の高値を、株価が超えた場合は、上に行き、安値を切り下げた場合には、下へ行くので、一つのメドにしているそうです。
●アメリカの10年債利回り
アメリカの10年債利回りを見ておく事が重要で、金利が下がっても、株価が上昇することがありますが、それが、良いのか疑問を持つことが重要だそうです。
●日経VI(日経ボラティリティ・インデックス)及びアメリカのVIX指数
アメリカのVIX指数を見る事も重要で、2月1日には、10を割ったそうです。これは、オプションから導き出される指数だそうです。
日経VI(日経ボラティリティ・インデックス)は、たまに見るそうで、2016年11月9日のアメリカ大統領選挙の時は、30.58まで上がって、2017年2月8日の時点では、18から19位にいるので、安定しているそうです。株価が下がってくると、日経VIは、40%から80%位まで上昇するそうで、70%以上になった時は、その後株価は上昇する可能性が高いそうです。
恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート
●日経平均の25日移動平均線からの乖離率
日経平均の25日移動平均線からの乖離率を見ると、2017年2月8日の時点では、1%位下に乖離していますが、この25日移動平均線より上に株価がある時には、
株価が上昇する傾向にあるとの事です。その為、下に抜けてくると、株価が弱い事になりますが、しかし、75日移動平均線と、200日移動平均線が、上昇していれば、それが、サポートラインとなり、下落してもそれほど、それほど大きくならない事が伺えるそうです。
日経平均株価【998407】:国内指数 – Yahoo!ファイナンス
●信用取引の評価損益率
信用買い方の評価損益率は、一般論では、アイナス3、4、5%位は、買われすぎで、アイナス15%以下は売られすぎだそうです。松井証券の信用取引の評価損益率は、毎日出ているので役に立つそうです。
ネットストック投資指標 | マーケット情報 | 松井証券
信用評価損益率のご紹介 | マーケット情報 | 松井証券
●空売り比率
空売り比率は、毎日見ておいた方が良く、直近は、39%位ですが、株価が下がっている局面は、40%台で、2016年6月9日が、46%で、年初来安値は、6月24日でした。
そして、9月15日は、44.9%でしたが、空売り比率が、50%に達した事は見たことが無いそうで、つまり、40%位まで行くと、限界となり、45%を超えてくると、株価は反転して、上昇する可能性が高くなるそうです。40%以上になると、外国人投資家の売りが多くなていて、39%以下になると、外国人投資家の売りが少なくなってきているそうです。
●SQ値
SQ通過以降、翌週の金曜日までの6日間で、SQ値を上回っていれば、その後のSQ値までは株価は高くなるそうで、下回っていれば、その後のSQ値までは株価は安くなるそうです。
SQ値(速報値・確定値を掲載)|ライブスター証券
先物・オプション取引 - 売買最終日とSQ | エイチ・エス証券
日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準
●東証一部の時価総額
東証一部の時価総額は、2017年2月8日の時点では、560兆円位ですが、これが、600兆円をなかなか抜けないそうで、500兆円で、日経平均株価は、16,500円で、600兆円で、日経平均株価が、20,000円になるとの事です。
その為、600兆円を抜けると、20,000円台をキープする事ができるそうですが、過去は、この600兆円で頭打ちになってしまっているそうです。
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