2016年9月14日の日経モーニングプラスで、モーニングスター社長の朝倉智也さんが「国際株式アクティブ投信 信託報酬ランキング」について話されていました。
投資信託には、大きく分けて、2つの種類があり、インデックスファンドと、アクティブファンドがあります。インデックスファンドは、アメリカだとS&P500やダウ・ジョーンズ30種、更に、先進国全体や新興国全体のインデックスもあり、それに連動するインデックス投資信託は、基本的には、信託報酬が低く、アクティブファンドは、比較的信託報酬が高いということでしたが、アクティブファンドの中でも信託報酬が低いのが下記の10銘柄です。
1位のひとくふう先進国株式ファンドは、並外れて信託報酬が低いですが、インデックスファンドでもこのくらい低いのは、なかなか無いそうです。このファンドは、最近出されたファンドで、インデックスをベースにはしていますが、リスクをコントロールして、アクティブに運用することで、信託報酬を低く設定しているので、投資家にとっては、ありがたいファンドです。
PRU 海外株式マーケット・パフォーマー、アジアオープン、JPMアジア・成長株・ファンドは、比較的歴史が長いファンドで、特にJPMアジア・成長株・ファンドは、25年間運用している。
たわらノーロードplus先進国株式高配当戦略と、たわらノーロードplus新興国株式高配当戦略も、ひとくふうと同じ様に、最近出されたファンドで、ノーロードの意味は、販売手数料も無料という意味で、それに加えて、年間の信託報酬手数料も、コストを比較的抑えているファンドです。こちらも、リスクをコントロールして、それほど、アクティブには動かさない事で、コストを抑えている。
日興ストラテジック・アロケーション(株式)は、トラックレコードが10年位あるので、トラックレコードが長いものは、運用実績をよく見て、コストが低い投資信託がご希望の方は、信託報酬等の部分を見て、投資していく必要があるそうです。
2016年8月31日、現在の国際株式アクティブファンド信託報酬ランキングは、
1.ひとくふう先進国株式ファンド 信託報酬等(税込み) 0.34%
2.ひとくふう新興国株式ファンド 信託報酬等(税込み) 0.86%
3.PRU 海外株式マーケット・パフォーマー 信託報酬等(税込み) 0.87%
4.アジアオープン 信託報酬等(税込み) 0.89%
5.JPMアジア・成長株・ファンド 信託報酬等(税込み) 0.92%
6.たわらノーロードplus先進国株式高配当戦略 信託報酬等(税込み) 0.92%
7.キャピタル 世界配当成長ファンドF 信託報酬等(税込み) 0.94%
8.キャピタル 世界株式ファンドF 信託報酬等(税込み) 0.94%
9.日興ストラテジック・アロケーション(株式) 信託報酬等(税込み) 0.96%
10.たわらノーロードplus新興国株式高配当戦略 信託報酬等(税込み) 0.97%