騰落レシオのピークアウトと株価の関係 東京マーケットワイド

2016年11月1日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

●安値の1ヶ月後に騰落レシオは、ピークアウト
騰落レシオが、例えば、130%や140%と過熱と言われる水準を付けるのは、株価の安値の1ヶ月後だそうで、つまり、株価が安値を付けた一ヶ月後に騰落レシオは、ピークアウトする。この現象は、去年、一昨年も、同じだそうです。当然、株価が安値を付けた時は、売られているので、騰落レシオも低い水準になって、水準が戻る事となる。

●騰落レシオが高水準で、ピークアウトした一ヶ月前の株価が真正の安値
騰落レシオが高水準で、ピークアウトした一ヶ月前の株価の安値は、真正の安値で、今後、株価は、この安値を割ることがなくなる。

●騰落レシオが120%位を維持すると、株価も堅調を維持する
騰落レシオがピークアウト時は、株価も同時に高値ですが、しかし、この堅調な状態が1ヶ月位伸びる事もあり、この株価が堅調を維持するには、騰落レシオが120%位の高水準を維持する事が必要があり、つまり、騰落レシオが、130%や140%となり、上がった水準を維持するには、平均で120%位を維持をする必要があり、その為、もし、11月の月間の騰落レシオが、115%や120%である場合には、日経平均株価は、18,000円を超える事となる。そしてもし、騰落レシオが、120%位を維持できないと、日経平均株価も下落してくる。

2015年の騰落レシオのピークは、2月と、10月にありました。
●1月14日日経平均株価の安値16,795円(年間安値)、2月20日に騰落レシオのピークが146.2%で、日経平均株価が、18,332円、高値が3月23日の19,754円
●9月29日日経平均株価の安値16,930円(下半期の安値)、10月28日に騰落レシオのピークが149.5%で、日経平均株価が、18,903円、高値が12月1日の20,012円

2015年の騰落レシオのピーク前の日経平均株価の年間安値16,795円及び下半期の安値16,930円は、その後の割っていない。

2016年は、
●2月12日日経平均株価の安値14,952円(年間安値)、3月11日に騰落レシオのピークが139.2%で、日経平均株価が、16,938円、高値が3月14日の17,233円
●6月24日日経平均株価の安値14,952円(年間安値)、7月25日に騰落レシオのピークが136.1%で、日経平均株価が、16,620円、高値が7月21日の16,810円
●9月15日日経平均株価の安値16,405円、10月31日に騰落レシオのピークが151.8%で、日経平均株価が、17,425円、高値が10月28日の17,446円

騰落レシオのピークの151.8%は、去年と比べても一番高くなっており、9月15日の日経平均株価の16,405円は、今までのケースから考えると、海外でとんでもない事が起きない限り、これから半年位は、下回らない安値の可能性が高いそうです。

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