相場師朗の株塾:2手、3手先を読んだエントリー   

2017年4月18日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

今、ある銘柄を買うまたは売った場合に、株でも将棋と一緒で、2手、3手先を読む必要があるそうです。

任天堂のロウソク足チャートを例題に説明されていましたが、2017年4月6日(下記のチャートの赤丸の中)のロウソク足は、5日移動平均線の上に陽線で出ていて、20日移動平均線の上で動いていた5日移動平均線が下げてきて、上げている20日移動平均線の上に、株価が降りてきて、20日移動平均線に当たって、陽線が出ている場合には、基本は買いでいいのです。

その後で、株価が上がらずに、翌日陰線で、下げて、その後、株を持っていたら、100日移動平均線に当たって、上がってきたので、利益を出すことができても、それは、ただのまぐれだそうです。

全体の動きを把握すると、下記のチャートを見ると、60日移動平均線は、下がってきたのが、上げているので、上昇傾向にあり、100日移動平均線は、横ばいになっているので、下げは止まっています。

60日移動平均線が横ばいになって、100日移動平均線も横ばいになっている場合は、5日移動平均線と、20日移動平均線は、上に行ったり、下に行ったり、一定の範囲で動くことを示しているそうです。

この場合に、先を読むとしたら、株価の動きは、1つ目の可能性が、翌日株価が上がる、2つ目の可能性が、翌日上がらずに、下げる、そして、3つ目の可能性が、横並びの3つのパターンしか存在しません。

その為、上から株価が下落してきて、20日移動平均線に当たって、陽線が出た場合には、上がる可能性があるから、買いを入れたけれども、上記の3つのパターンを考えて行動する事が重要で、もし、翌日株価が上がれば予定通りで、その株を保有する。

もし、横ばいになって、陰線であれば、目論見が狂ったので、一旦切るか、反対玉(空売り)のヘッジを入れるて、スクエア(売りと買いを同数にする)にする。

あるいは、翌日上がらずに、陰線で下げた場合には、上がると思って、買いを入れたけれども、下に陰線で出てしまったので、一旦、買いを切って、空売りを入れるべきだそうです。

この任天堂の場合には、翌日(4月7日)は、陰線ですが、まだ、20日移動平均線を踏んでいる(ロウソク足の間に20日移動平均線がある)状態なので、その翌日(4月8日)に上昇する可能性もあるので、4月6日(赤丸の中)の陽線を見て、買いを入れて、横に陰線で20日移動平均線を踏んでいるので、ここは、売りを多めにヘッジを入れると良いそうです。

買いが2だったら、ヘッジの売りは3、そして、翌日陽線ですが、前の日の陰線より、下にあるので、そのまま持っていて、100日移動平均線に当たって返すだろうと、2(買い)-3(、売り)で持っていたのを、100日移動平均線に当たったら、3(買い)-2(売り)、そして、上に抜けたら、4(買い)-2(売り)と建玉の操作をすると良いそうです。

つまり、買いを入れたら、上がる事だけを考えているのではなく、今までの流れで行くと、7割は上がるはずだと思っても、その後目論見が狂ったのであれば、上記の様な対応が必要となるそうです。次の事を、考えて買いや、売りを入れると良いそうです。

    



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