2017年5月30日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。
相場師朗の株塾の視聴者の方は、相場師朗さんが、ラジオで教えた通り、三菱ガス化学を、2017年5月10日赤丸のところで売りを入れたそうで、2017年5月8日まで上昇しましたが、2017年3月14日が前の高値で、それと同じ位から下落して、半分の法則（５日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上下げたら売りを入れる）で５日移動平均線を割り込んで下落が始まっています。
しかも、今までは、赤ラインの100日移動平均線まで下げた事がなかったのですが、100日移動平均線まで下がってきたので、2017年5月8日までの上昇は、株価の力が弱い中の上げだったそうです。
●売りを切るタイミング１
そして、売りを入れたものを切るタイミングは、７の法則（株は連続して、７日以上は、上昇したり、下落したりはしない）で見ると、天井である2017年5月8日から数え始めて、ピンクの丸で陽線がでているので、ここで売っても良いそうです。
しかしながら、いつも利益を出す為には、緑色の20日移動平均線に当たった時に切るのが理想だそうです。
但し、前の高値に当たってからの下落で、前回の下落が赤ラインの100日移動平均線まで下げていたので、もしからしたら、もう少し下落する可能性もあると考えた場合には、売りを持っていても良いそうです。
●売りを切るタイミング2及び再度売りを入れるタイミング
そして、ピンクの丸で陽線が出た時の考え方としては、赤ラインの100日移動平均線が上げていて、緑色の20日移動平均線も上げているので、あまり深追いせずに切った方が良い場合が多いそうです。しかし、ピンクの丸で陽線の後で、陰線で5日移動平均線の下で、下げているので、今後下落する可能性が高いとの事で、再度売りを入れてもいいとの事です。
●売りを切るタイミング3
その後、株価が赤ラインの100日移動平均線を割ってきましたが、下の2,200円の節目（青い線）があるので、黄色丸の陽線が出た時点で、空売りを切った方が良いそうです。
そして、2017年4月28日位は、緑色の20日移動平均線が、水色の60日移動平均線の下にありましたが、黄色丸の陽線が出た時点では、緑色の20日移動平均線と、水色の60日移動平均線がくっついてきていて、弱くなってくる事が見受けられます。
この時に、週足を見ると、これまで大きく上がってきて、今まで20週移動平均線を割らなかったのに、前の高値で弾き返されて、その後、20週移動平均線を割って、更に、5週移動平均線が、20週移動平均線を下に抜いてきそうなので、弱くなる可能性があるとの事です。
その為、今後は下落するか、ボックス相場（上げ下げを繰り返す）になる可能性があるとの事でした。
その後の株価を確認すると、2017年6月16日時点では、ボックス相場になている様です。その為、相場師朗さんの説明が間違ってはいなかった事が、これまではうかがます。ただ、相場師朗さんの手法は、未来を予測する方法ではなく、チャートの流れに沿って、売買を繰り返して行く方法です。
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楽天証券のマーケットスピードを使用しているが移動平均線が、沢山表示できなかったり、20日移動平均線が、25日移動平均線になっている場合には、マーケットスピードの画面右上の環境設定をクリックして、その後プロパティ１を選ぶと、日足、週足、月足の日数の変更が可能です。それぞれ、５本まで表示ができ、数値は自分が思う値を設定できます。
相場師朗さんのオススメは、5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線だそうです。理由は、5日移動平均線は、１週間の取引、
20日移動平均線、一ヶ月の取引、60日移動平均線、３ヶ月の取引となるので、切りが良いところを利用しているそうです。
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