相場師朗の株塾:ヘッジ貧乏から抜け出す方法

2017年6月20日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

ヘッジを入れる意味を考えて、ヘッジを入れると言うことは、買い又は売りの方向感が出ている事が重要です。

例えば、20日移動平均線が下がっていて、20日移動平均線の内側で、5日移動平均線も下がっている場合に、過去の移動平均線の動き見ると、20日移動平均線が一度大きく上がって、横ばって下がっている場合に、空売りで入るわけですが、空売りを継続している時に、一時的に、ロウソク足又は、5日移動平均線が、20日移動平均線に向かって行く場合に、もし、20日移動平均線に当たり、陰線が出たら、もの別れで、20日移動平均線から離れて、下げて行くのではないかと予測を立てなから、20日移動平均線を超えて行く可能性があるので、買いヘッジを入れます。そして、もの別れになり、再度株価下げて行く状況で、ヘッジを切ります。

株価の方向性が決まっていない状況、つまり、今後上がるのか、下がるのかわからない状況で、今買いを持っているので、軽々しくヘッジを入れてしまうと、ヘッジ貧乏になってしまうそうです。

初心者で間違ってしまうケースは、今、売りを持っていて、上がったので、買いヘッジを入れて、買いを持っていて、上がったので、売りヘッジを入れて、持っている株と逆の取引として、ヘッジを入れるのではダメだそうです。移動平均線などの状況を見て、今後崩れないだろうと判断できた時に、1時的に売りヘッジを入れる事が重要で、つまり、株価の方向性が決まっていない状況で、ヘッジを入れてもしょうがないとの事です。

●下げ局面の一時的な買いヘッジを入れる方法
ヘッジを入れる場面は、20日移動平均線が下がっていて、20日移動平均線の内側で、5日移動平均線も下がっていて、その上では、60日移動平均線が下を向いていたり、100日移動平均線が下を向いていたりする状況では、一時的には、5日移動平均線が上がって行くことがあっても、5日移動平均線だけが、上がっている状況なので、今後は株価が下がっていく可能性があるので、5日移動平均線が上げたら、買いヘッジを入れると良いそうです。

●下げ局面の一時的な買いヘッジを切る方法
ヘッジを切る場面は、20日移動平均線が下がっていて、上で、60日移動平均線も下を向いていて、5日移動平均線も並行して下がっているが、5日移動平均線だけ上げてきて心配なので、買いヘッジを入れますが、5日移動平均線が20日移動平均線に当たって下がってきたら、もの別れなので、この場合は、ヘッジはいらないので、ここでヘッジを、切れば良いそうです。つまり、ヘッジが必要になった理由が明確で、ヘッジがいらなくなった理由が明確になった時に、ヘッジを切る事が重要です。そして、方向感が決まった時に、ヘッジを入れる、そして、切るパターンを事前に考えておくと良いそうで、場合によっては、ヘッジが本玉に変わる可能性もあるそうです。

    



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