波乱相場 企業業績が支えに 日経プラス10

2017年1月31日の「日経プラス10」で、カブドットコム証券の河合達憲さんが、下記の内容について話されてました。

日経平均予想一株利益を見ると、2016年の12月から、為替が円安に振れた事により、一株利益も、じりじり上がってきて、一旦2017年の1月からは下落しましたが、決算発表の第三クオーターが始まったあたりの1月24日の1,166円から上昇し始め、1月30日には、1,173円となっています。

今はハイテク産業の決算が終わったところで、安川電機、日本電産、ファナックと上方修正が続いて、この後は、大物の自動車産業が控えていて、2月2日マツダ、3日ホンダ、6日トヨタ自動車、スズキ、8日富士重工業、いすゞ自動車、9日日産自動車と続きますが、特に6日のトヨタ自動車だけで、おそらく5,000億円位の上方修正があると思われるので、更にもう一段上方修正がされると、考えられるそうです。

これが、今のトランプ大統領の混乱の下支え、または、株価を上に引き上げてくれる可能性もあるとの事で、日経平均予想一株利益が、1,173円が、1,200円位になれば、PERの逆算で割り出す株価は、1,200円(日経平均予想一株利益)X16.5倍(株価収益率)=1万9,800円(株価)となり、今現在の企業の利益から見た、株価の妥当値となるそうです。

2月2日で春節が終わり、アジア勢は、東証の売買代金で見ると、3,000億円位あるので、アジア勢が市場に戻ってくるのを考えると、マーケットも賑やかになる可能性もあるとの事です。

尚、2月3日の取引が終わった時点で、日経平均予想一株利益(EPS)は、1,198.11まで上昇しています。

日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準

日経プラス10 | BSテレ東

    



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