2017年4月19日の「日経プラス10」で、日本経済新聞編集委員の滝田洋一さんが、下記の内容について話されてました。
突然ポンド円が、買われたのは、メイ首相の記者会見で、イギリスがEUから抜けるブレクジットが、円滑に進むと言う期待から、買われたそうで、但し、ポンドが高くなると、イギリスの企業に取っては、輸出の環境が悪くなると言う事で、イギリスの株が売られてしまい、そして、イギリスの株が売られる事は、巡り巡って、アメリカのマーケットにも影響を与えて、アメリカの株も下落した様です。
もう一つは、フランスの大統領選挙で、EU離脱派のルペンさんが当選するかもしれないと言う、不透明感から、安全資産の国債にお金が流れていて、その為、アメリカの国債の利回りが低下して、日本の国債は、金利は既に0%なので、日米の金利差が縮まりやすくなり、円高ドル安になってくるそうです。
これは、私の意見ですが、日本の円は、なんて強い通貨なんでしょうか。海外の政策リスクで、買われて、アメリカの国債が買われると、円高になり、戦争などの地政学リスクでも、円が買われます。その為、何か起きたら、円買いになってしまい、日本株は、海外の株価から見ると一人負けになっています。
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