景気循環調整後PERで見た上値のめど  Newsモーニングサテライト

2017年11月27日のNewsモーニングサテライトで、岡三証券の阿部健児さんが、下記の内容について話されてました。

景気循環調整後PER(株価÷過去10年間の平均利益)は、株価を、過去10年の利益を平均で割ったもので、過去10年と長い期間をとると、景気が良い時も悪い時も含まれるので、過去10年間の利益の平均では、景気が中立な状況ので、日本企業の利益と言う事になるそうで、
その株価、利益を比べて、株価の割高、割安を判断しようと言う指標だそうです。

TOPIXの景気循環調整後PERを見ると、11月現在で、15.8倍となっていて、1992年8月以降の平均の13.9倍を上回っているので、日本株は、割安とはいえない状況ですが、1992年8月以降の1994年、1996年、2000年、2007年の4回のピーク時の平均は19.4倍となっているので、そこまでは、まだ差があるそうです。

岡三証券では、現在の世界景気の回復は、2019年の終盤までは続くと考えているそうで、企業業績も2018年度は7%程度、2019年度は5%程度の増益で、過去最高を更新すると見ているので、企業業績の改善とともに、投資家のセンチメントが更に強気化して、景気循環調整後PERは、19.4倍に達する可能性は、十分にあると考えているそうです。

そして、2019年の半ばまでには、TOPIXは、2,300ポイントで、日経平均株価は、2万8,500円程度になると計算しているとの事です。

Newsモーニングサテライト:テレビ東京

    



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