年度上期相場のアノマリー Newsモーニングサテライト

2018年4月2日のNewsモーニングサテライトで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘さんが、下記の内容について話されていました。

株価の動きには、季節的特性があるそうで、2013年のアベノミクスが始まってから、2017年までを平均化した各月の株価の動きを見ると、4月から5月までは、株高円安となっていて、この理由は、3月末までの国内投資家の決算対策売りが消えるからだそうです。

今年は、外国人投資家も1月から3月まで日本株を売りましたが、4月は特異月で、2001年から2017年まで、18回連続で、外国人投資家の買い越しの月なので、5月の中旬位までは、非常に買いが強い事が考えられるそうで、積極的に取り組んでも、OKだそうです。

そして6月には、中間決算で、海外ファンドからの解約や、ポートフォーリオのリバランスが入って来て、株価は反落している様で、7月には、一旦リバウンドして、上昇しますが、8月、9月に向けては、安値を取りに行く事が続いているそうです。

今年は、アメリカの中間選挙があり、トランプ大統領が、貿易摩擦について強調すると、8月から9月位が、年間のボトム(底値)になる可能性があるそうで、為替が100円に接近して、2万円を割れる局面もあるかもしれないとの事です。

そして、更に8月は、外国人投資家が、2010年以来8年連続で売り越している特異月なので、変動を伴った相場になる可能性が高い様です。

つまり、今後の日経平均株価は、右斜め45度で上昇して行く可能性は低いので、タイミングをとらえた売買をしていく事が重要だそうです。

投資をする場合に、東証の寄り前の状況を確認するのではなく、前日のアメリカの取引がどうだったか、どのセクター(業種)が上昇したか、どの銘柄が上がって、どの銘柄が下がったかを確認して取引をすると、勝率が上がると話していました。

値上がり率ランキング:米国株(アメリカ株) – Yahoo!ファイナンス
米国 業種別ランキング:米国株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)

東証 業種別株価指数 リアルタイム

Newsモーニングサテライト:テレビ東京

    



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