円安が止まれば、株高は続かない? 東京マーケットワイド

2016年11月8日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

現状は、円安だと、海外勢が日本株を買い越して、株高の図式になっているので、円安が止まると、株高も止まる。

海外投資家が買い越したのは、今年は下記の3ヶ月しかないそうで、4月は、それなりに現物の買い越しがあったが、7月を見ると、買い越し合計の85%が先物で、10月は、買い越し合計の70%が先物だったため、長期投資家が現物で買っているという兆候が見られないそうです。

短期筋が日経平均株価がとりあず上がりそうなので、買っているだけで、買いに持続性がないので、その為、3ヶ月おきに買いが止まっているとの事です。

2016年4月、先物7,213億円、現物8,604億円で合計15,817億円
2016年7月、先物7,301億円、現物1,289億円で合計8,590億円
2016年10月、先物11,764億円、現物4,717億円で合計16,481億円

日経平均株価とドル円相場を見ると、円高で日経平均株価が安値を付けると、外国人投資家は、翌週から2週間位買い越して、株価は上昇するが、円安がピークを付けた時に、日経平均株価もピークを付け、それからは、株価が下落する事の繰り返しであるとの事です。

その為、11月の日経平均株価が高くなるかどうかは、円安次第だそうです。10月末の円の安値は、105.50位なので、11月の中旬から下旬にかけて、105の半ばを超えて、106円に向かえば、株価は上昇するそうです。

11月の休みの日の円の高値が、102.55円なので、これを基準にして考えると、10月は、円の高値(10月3日のドル円が、101.21円で、日経平均株価が16,554円)から、安値(10月28日のドル円が、105.42円で、日経平均株価が17,461円)まで、4.21円、円安になったので、ドル円が106円まで行けば、株価は1,000円位上がるそうです。(今後下落するかもしれませんが、2016年11月10日20時時点で、ドル円は、106.654まで上昇しています。)

尚、ボラティリティ(変動率)が低下すると、相対的に株式のリスクが低下する事になり、株式選好が強まり、株高になるが、この変動率止まると、去年から何度も株高も止まっているそうです。

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