信用取引から見る株価の上昇期間 日経プラス10

2017年9月21日の「日経プラス10」で、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジストの窪田 真之さんが、下記の内容について話されてました。

足元の株価の上昇が始まったのは、9月8日でしたが、9月8日から9月21日までの業種別上昇率を見ると、鉱業、証券、保険業、その他製品、銀行業の順で、TOPIXの上昇率を上回っていたそうで、金融関連銘柄が大きく上がっていました。

証券等の株価指数を見ると、信用取引で買っていた人達は、株価が上昇している間は、利食いを行うことができますが、証券等の株価指数は、3月10日に高値を付けていて、その後下落し始めたので、その後は、信用買いを入れる人はいないそうですが、3月10日に信用買いを入れてしまった人達は、その株価が下落したので、利食いを入れるチャンスが、6ヶ月後の9月までありませんでした。

そして、信用取引の場合は、半年後までに反対売買をしなければいけないので、9月上旬に処分売りをさせられた可能性が高く、この処分売りが行われると、需給が軽くなり、すごく株価が上がりやすくなるそうです。

その為、今株価が上昇しているセクターは、3月に高値を取った業種が多いそうで、3月が高値だったので、9月に安値になりやすかったとの事です。

逆に、日経平均株価から見ると、信用売りを行っている人達は、4月14日の安値までまでは利食えていましたが、4月14日近辺で信用売りを入れた人達は、それ以降、利食いを入れられるタイミングがなかったので、10月13日位までには、買い戻しを入れる必要がある事を考えると、10月前半までは、株価が上昇する可能性があるそうです。

日経プラス10 | BSテレ東

    



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