一番注目すべきは、米国10年利回り 東京マーケットワイド

2016年6月14日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

6月3日の弱い雇用統計発表後、6月6日から13日は、米国10年利回りが平均で1.68%で、今年最低となり、日経平均株価のザラバの高値の平均が16,646円、安値の平均が16,423円、ドル円の平均の高値が107.32、 安値が106.46だった。

今回も、米国金利低下->円高、日本株安の図式が当てはまっている。そして、米国10年利回りが、1.8%を切ると、日本株は買われない。今年に入ってから、2月、4月始め、5月始め、今回と米国10年利回りが、1.8%を切っているが、その時に日本株は安値を付けに行っている。6月13日は、今回と米国10年利回りが、1.61%だったので、日経平均株価は、1,6000円を割ってしまった。

日銀のマイナス金利導入以降、米国金利と、日本株の連動制が強まっている。

今は、米国10年債利回りが、1.6%をきるかどうかの瀬戸際まできているので、日経平均株価は、16,000円を超えられなくなってしまうかもしれない。米国10年債利回りが、1.80%を下回る環境下では、翌日の日経平均株価は、17,000円を超えていないので、16,000円台が限界で、日経平均株価が、17,000円台に乗せる時は、ドル円は、110円を超える。
米10年国債【^TNX】:海外指数 – Yahoo!ファイナンス

つまり、アメリカが利上げをできる様な経済状況、そして、景気がしっかりしてこないと、日本株は上がらない。アメリカの景気がそこそこよく、利上げも1回か2回位行われると、ドル円も110円を超え、日経平均株価も、17,000円を超えてくる。

イギリスのEU離脱問題と、7月に発表になるアメリカの6月の雇用統計がはっきりするまでは、日本株はボックス相場になる可能性が高い。

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