トランプ相場 過熱の先は? 日経プラス10

2016年12月14日の「日経プラス10」で、みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊さんが、下記の内容について話されてました。

トランプ次期大統領が、決まってから、日経平均株価が下がったのは、5日だけで、ほぼ一本調子で上がっていますが、25日の騰落レシオ(25日間の値上がり銘柄数の合計を、値下がり銘柄数の合計で割った比率)は、相場の過熱感を見る指標で、100%であれば、値下がり銘柄数と、値上がり銘柄数が同じと言うことですが、現在、150%を超えていて、140%を超えてくると、かなり過熱感が出てきて、150%を超えると、相当過熱感が出ている指標ですが、25日移動平均線からの乖離率も、6%を超えているので、様々な過熱を示す指標が出てるのが現状です。

これから、クリスマス位までは、下がると言うよりは、国内で買い遅れている投資家も、株を買うので、それほど下がらずに、高値圏での持ち合い相場になると考えていて、早ければ、12月の最終週又は、年明けに、一旦利益確定売りが出る可能性があるそうです。

過去のデータを見ると、160%を超えているのが、2012年12月19日の164.52%と、2014年6月24日の164.09%があるが、短期的には、横ばいになったり、下落したりするのですが、これだけ買われる銘柄があると言うことは、相場の基調が強いと言うことなので、中長期的には、一旦下がった後、再度上値を試す動きになったいるケースが多い様です。その為、今回も、1月20日にトランプ次期大統領が就任するまで、一度調整して、その後、株式相場の第二幕が始まり、上を試すのではないかと考えているそうです。

ただ、2012年12月19日と、2014年6月24日は、低い水準からの上昇でしたが、今回は、高いところからの上昇なので、2014年6月24日から翌年ほどは上がらないとしても、中長期的には、もう1段の上昇が見込めるそうです。

騰落レシオ 日経平均比較チャート

日経プラス10 | BSテレ東

    



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