相場師朗の株塾:半分の法則でリスクヘッジ

2017年6月20日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

●売りを持っている場合に買いヘッジを入れるタイミング
株価は、5日移動平均線の下で、陰線で動いているので、株価が下がると思って、売りが入っている際に、5日移動平均線の上にロウソク足が、身体半分以上出た場合には、気持ちは、もっと下がってほしいと思っていると思いますが、半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)が出たのだから、もし、空売りを5持っていたとしたら、買いを5入れる、又は、まだ下がると思えるのであれば、念の為、買いを3入れると良いそうです。

●転換点だと思える場合に買いヘッジを入れるタイミング
あるいは、株価は、5日移動平均線の下で、陰線で動いていたが、半分の法則が出たので、そろそろ転換点だと思えば、空売りを5を3に減らして、そして買いを4入れ、次の動きを確認する様にすると、リスクヘッジする事ができ、危険な状態を回避する事ができるそうです。

但し、いつもこればかり行っていると、ヘッジ貧乏になってしまうそうですが、基本売りだと思っていて、半分の法則で、ロウソク足が、身体半分以上、5日移動平均線の上に出た場合には、ヘッジを入れるべきだそうです。

●買いを持っている場合に売りヘッジを入れるタイミング
買いを5持っていて、逆半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上、下げたら売りを入れる)で、陰線でロウソク足が、身体半分以上、5日移動平均線の下に出た場合には、空売りを5入れて、それが上に動くのか、下に動くのかを見ていて、そろそれろ、転換点だと思えば、買いの5を3に減らして、そして売りを3ヘッジを入れる。

あるいは、買いの5を3に減らして、そして売りを4ヘッジを入れ、その後、自分の思った方向に株価が動けば、ヘッジを切れば良いそうです。

この半分の法則でリスクヘッジを行えば、極端にマイナスをくらう事はなくなるそうですが、通常は、買いを持っている人が、逆半分の法則で、陰線でロウソク足が、身体半分以上、5日移動平均線の下に下げてきても、上がってほしいと言う気持ちがあるので、そこで、なかなかヘッジを入れられずに、株価は下がってしまい、株価が下がると、マイナスが出てくるので、今切ると、マイナスが出てくるのを見たくないと思い、買いを切らないと、更に下がってしまう。

そして最終的に思うことは、「あの時切っておけば良かったな」と思い、今切ると、大きなマイナスになってしまうので、その為、切れない、もうちょっと待っていたら、もっと下がって、今度は、目も当てられない程のマイナスになってしまう事になってしまうそうです。

あるいは、空売りを入れていて、ずっと株価が下落してきた時に、半分の法則で、5日移動平均線の上にロウソク足が、身体半分以上出た場合に、もっと下がると思って、半分の法則で、ヘッジを入れないと、株価が上がってしまい、今までの利益が減ってしまいますが、半分の法則で、買いヘッジを入れておけば、株価が上がっても、以前の空売りの利益と、買いの利益がうまく働いて、マイナスにはならないとの事です。

半分の法則で買い玉又は、売り玉を入れておけば、片方側に傾いていた気持ちが、逆の方に行く事も考えられる様になり、素直に、株価が上や下に抜けた時に、売りを切って、買いを足したり、買いを切って、売りを足す事ができるそうです。

    



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